千本錦【センボンニシキ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10616号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 千本錦 よみ:センボンニシキ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 広島県 | |
品種登録者の住所 | 広島県広島市中区基町10番52号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 土屋隆生、勝場善之助、土居嘉明、浦野光一郎、蔵尾公紀、伊藤夫仁、大友譲二、手島義春、土屋義信、井本往史、西田和男、大竹茂登、上本哲 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「中生新千本」に「山田錦」を交配して育成された固定品種であり、育成地(広島県東広島市)における成熟期は中生の中、稈長及び穂長はやや長、耐倒伏性は中の水稲粳種である。草型は穂重型、稈長はやや長、細太はやや太、剛柔は中、止葉の直立の程度はやや垂である。穂長はやや長、穂数は少、粒着密度はやや密、穂軸の抽出度はやや長である。穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は稀である。玄米の形はやや細長、大小及び精玄米千粒重はやや大、見かけの品質は中の上、光沢はやや良である。出穂期及び成熟期は中生の中、耐倒伏性は中、脱粒性はやや易、収量はやや少である。穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性はやや弱である。「山田錦」と比較して、穂数が少ないこと、出穂期及び成熟期が早いこと等で、「中生新千本」と比較して、草型が穂重型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に広島県立農業技術センター(東広島市八本松町原)において、「中生新千本」に「山田錦」を交配し、雑種第1代を葯培養し細分化した個体から選抜、以後、系統育種法により育成された固定品種であり、6年から生産力検定試験等を行い、11年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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