十日町市の映画館
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「十日町シネマパラダイス」の記事における「十日町市の映画館」の解説
全国の映画館数がピークを迎えた1960年(昭和35年)、新潟県には128館の映画館があり、十日町市には十日町映劇(十日町映画劇場)、十日町松映、渡清館の3館の映画館があった。20年後の1980年(昭和55年)、十日町市には十日町映画劇場、十日町松映の後継館である十日町松竹の2館の映画館があった。 1968年(昭和43年)12月30日に開館した十日町松竹は、字宇都宮54番地(現・本町五丁目39番地6)の十日町娯楽会館1階にあり、十日町映画劇場(十日町映劇)が閉館すると市内唯一の映画館として営業を続けた。十日町娯楽会館は4階建ての商業ビルであり、十日町松竹のほかにはボウリング場やスナックなどが入っていた。 2004年(平成16年)10月23日には新潟県中越地震が発生し、震度6強を観測した十日町市は9人の死者を出した。なお、十日町娯楽会館北側から崩れ落ちた壁面の下敷きになった1人が死亡している。十日町娯楽会館の建物は半壊して営業の継続が不可能となり、そのまま休館(事実上の閉館)に追い込まれた。これにより、2004年10月から2007年12月までの約3年間は十日町市から映画の灯が消えた。
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