北滝ロマン道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 14:45 UTC 版)
国道442号のうち、大分県竹田市久住町久住 - 白丹の区間(延長7 km)は北滝ロマン街道(きたたきロマンかいどう)とよばれる。これは、北原白秋の出生地柳川市に隣接する大川市と滝廉太郎が幼少期を過ごした竹田市を通ることから、二人の頭文字をとって名付けられた愛称である。1987年(昭和62年)8月10日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された「日本の道100選」に選定されている。17世紀初頭に領主であった加藤清正によって開設された小国往還(おぐにおうかん)から継承された道で、沿道の老松並木や里程を表す石灯籠は当時の名残である。阿蘇山を眺望する久住高原の情景は、歌人である北原白秋や与謝野晶子の歌にも詠まれており、高原の美しい自然のなかを走る道路として親しまれている。
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