北新宿2丁目再開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 07:23 UTC 版)
「新宿フロントスクエア」の記事における「北新宿2丁目再開発」の解説
西新宿における1990年代から今世紀に入っての再開発は、地区に住んでいた人たちによって再開発組合が結成されて行われる方式が主体で、特に6丁目地区で行われてきた。フロントタワー東側のグランドタワーも、同様に組合施行だった。5丁目でも組合施行の再開発が進みつつある。しかし、この地区では木造2階建てを主とした住宅が密集連担していたことから、都施行の再開発事業の対象地となり、また再開発に伴い税務署通り(東京都道302号新宿両国線の支線)の西端を直進させ青梅街道に接続する道路をこの地区で新たに開通させた。この地区での都施行再開発事業には、1街区から4街区まであり、2街区から4街区までは高さ約30メートルのマンションや高さ約15メートルのオフィスビルなどが建てられた。 三菱地所と平和不動産は、この1街区での「特定建築者」になった。特定建築者とは、市街地再開発事業で、事業者に代わって施設建築物を建築する者のことを言い、特定建築者は管理処分計画に定められた保留床(権利者が取得する床以外の床)を取得する。市街地再開発事業では施設建築物の建築は施行者がみずから行うことが原則であるところ、民間事業者等の活力の積極的活用を図るとともに、施行者の負担を軽減する趣旨から、この特定建築者制度が、1980年の都市再開発法の改正によって創設されている。 新宿フロントタワー(2011年8月9日) 十二社通りから見た新宿フロントタワー 2009年頃 2005年頃の左記同地点の様子
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