北仲通北地区A1・2地区とは? わかりやすく解説

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北仲通北地区A1・2地区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 17:37 UTC 版)

開発敷地(2025年5月)

北仲通北地区A1・2地区(きたなかどおりきたちくA1・2ちく)は、神奈川県横浜市中区にある再開発計画街区の名称。開発事業者は大和地所住友不動産[1]

本項では主に当地区における再開発計画について記す。

概要

2023年4月以降に着工[注 1]し、2026年11月の竣工を予定している[2][3]。2023年5月には国土交通大臣民間都市再生事業計画に認定されている[4]

北仲通北地区A1・2地区において高さ約150m(最高高さ162m)、地上40階、地下2階の超高層ビルを建設し、ヒルトンのラグジュアリーホテルブランド「コンラッド横浜」(1階から16階まで)と住友不動産の高級賃貸マンションラ・トゥール横浜」(18階から40階まで)が入る予定で、いずれも横浜初進出である[2][3]。計画初期にはA-1地区に11階建ての業務・商業施設、A-2地区に42階建ての商業・住宅施設を別々に建設する予定であったが、2020年に現在のプランに見直された(この際に地区の区分も統合されてA-1・2地区となった[注 2][5]

低層階のコンラッド横浜の総客室数は272室。4つの飲食店のほか、ジム、スパ、屋内プール、ウェディングチャペルなどの施設も設ける予定で[6]2027年5月の開業を予定している[7]

高層部のマンション「ラ・トゥール」の総戸数は224戸で、2027年1月の入居開始を予定している[2]

デッキ接続計画

当再開発施設は栄本町線を挟んで向かい側の横浜市役所歩行者デッキ「北仲クロスデッキ」で接続しており、さらに市役所は桜木町駅方面とも「さくらみらい橋」で接続している。一方、北仲通北地区内では当再開発施設はA-4地区YOKOHAMA KITANAKA KNOT」とデッキで接続する計画となっており、さらにその先のB-1地区ハーバーステージ横浜北仲」などにも接続する計画となっていることから、地区内の回遊性の向上が図られる見込みである[8]

脚注

注釈
  1. ^ 既存駐車場等の解体工事が終わり、実際の新築工事は同年8月に入ってから着工している[1]
  2. ^ その後、実際に事業化する際には開発事業者がハイフンを省き「A1・2地区」としている。
出典
  1. ^ a b 大和地所、住友不/北仲通北地区再開発A1・A2(横浜市中区)、鹿島で近く着工”. 日刊建設工業新聞 (2023年8月8日). 2025年5月10日閲覧。
  2. ^ a b c 「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」施設概要決定 横浜の歴史と未来をつなぐ北仲地区に「コンラッド横浜」 及び 「(仮称)ラ・トゥール横浜」 2027年開業 (PDF) (住友不動産株式会社、株式会社大和地所 2024年4月10日)、2025年5月11日閲覧。
  3. ^ a b ヒルトン「コンラッド横浜」27年開業 みなとみらいを一望(Impress Watch, 2024年4月10日)、2025年5月11日閲覧。
  4. ^ 横浜都心・臨海地域におけるハイグレードな国際交流拠点の形成 ~(仮称)北仲通北地区A1・2 地区を国土交通大臣が認定~/認定事業計画の内容資料 (PDF) (国土交通省 令和5年〈2023年〉5月26日)、2025年5月11日閲覧。
  5. ^ 北仲通北再開発等促進地区 地区計画変更に伴う景観形成の考え方について”. 横浜市 (2020年2月21日). 2025年5月10日閲覧。
  6. ^ 「コンラッド横浜」 2027 年開業予定”. 大和地所 (2024年4月10日). 2025年5月10日閲覧。
  7. ^ 企業立地促進条例に基づき6件の事業計画を認定/記者発表資料 (PDF) (横浜市経済局 2024年4月10日)、2025年5月11日閲覧。
  8. ^ 2021(令和3)年、回遊性が向上し都心臨海部がさらに魅力的に!アーカイブ (PDF) (横浜市都市整備局・港湾局・道路局 令和3年〈2021年〉1月13日)、2025年5月11日閲覧。

関連項目

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