効能効果と見なされやすい用語例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 06:56 UTC 版)
「薬事法と食品表示・食品広告」の記事における「効能効果と見なされやすい用語例」の解説
表示・広告が医薬品的な効能効果に該当するかどうかは、文脈やデザイン(イラスト・写真や文字の大小)なども含め、総合的に判断される。ただし、下記のような用語は、文脈やデザインのいかんを問わず、医薬品的な効能効果と見なされやすい。 1. 病気・症状の名称 (例)「がん」「高血圧」「生活習慣病」「花粉症」「便秘」「風邪」「メタボリックシンドローム」「二日酔い」「疲労」「夏ばて」「老化」など 2. 身体の特定部位・組織の名称 食品が身体の特定部位・組織に作用することは考えられないため、部位の表現は、それだけで医薬品的な効能効果と見なされやすい。 (例)「目」「肌」「皮膚」「おなか」「血液」「細胞」など 3. 身体の機能増強や体内の作用 (例)「体力増強」「解毒」「免疫」「自然治癒力」「新陳代謝」「アンチエイジング」など 4. 「医」「薬」を含む表現、医薬品特有の表現 (例)「医者」「医食同源」「生薬」「民間薬」「伝統薬」「薬草」「臨床」「副作用」など 5. 医薬品的な用法用量飲用シーンを下記のような場合に限定すると、医薬品的な表現と見なされやすい。 (例)「食後に(お飲みください)」「お休み前に」「肉体疲労時」「1日1回2粒を」など
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