加納諸平とは? わかりやすく解説

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かのう‐もろひら〔カナフ‐〕【加納諸平】

読み方:かのうもろひら

[1806〜1857]江戸末期歌人国学者遠江(とおとうみ)の人。旧姓夏目。号、園(しえん)。紀伊藩仕え、「紀伊続風土記」「紀伊国名所図絵」などを編集。著「柿園詠草」など。


加納諸平


加納諸平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 15:13 UTC 版)

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加納 諸平(かのう もろひら、文化3年(1806年)-安政4年6月24日1857年8月13日))は、江戸時代後期の国学者。通称は小太郎。別名は兄瓶(えみか)。号は柿園(しえん)。

経歴

国学者夏目甕麿の子として遠江国で生まれる。18歳で紀伊国和歌山医師・加納家の養子となる。本居大平国学を学び、後に紀州藩の命で『紀伊続風土記』『紀伊国名所図会』の編纂にあたった。また、自身や実父の歌をはじめとする当代の優れた和歌を収めた『類題和歌鰒玉集』を文政11年(1828年)に刊行、以降日本全国から優れた和歌を募集して『類題和歌鰒玉集』の続編の編纂にあたり、安政元年(1854年)までに第7編までを刊行、地方における歌人・歌壇の振興に尽くした。安政3年(1856年)に紀州藩が国学所を創設すると、その総裁となった。

参考文献




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