加古川そごう跡への進出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:13 UTC 版)
「ヤマトヤシキ」の記事における「加古川そごう跡への進出」の解説
2000年(平成12年)7月にそごうが民事再生法の適用を申請して経営破綻したことに伴って10月に加古川そごうが12月25日に閉店することが発表されると、当時の加古川市長木下正一らの招致を受けて2001年(平成13年)初めに後継の店舗として百貨店を開業することを表明し、わずか3ヶ月ほど後の3月30日に「22年ぶり」となるヤマトヤシキ加古川店の開業に漕ぎ着けた。 そごう跡の受け皿第1号として注目を集め、不動産を買い取った第三セクターから初年度は無料、2・3年目は坪1,000円という家賃優遇を受けたものの、そごう時代の売上が姫路本店に匹敵していたことや引継ぎ期間が短かったため、フロア構成もほぼ同じでテナントの80%を引き継ぎ、約半年後の10月に大規模な改装をして独自色を出した。 初年度の売上はそごう時代の60%に落ち込むなど当初は苦戦したが、開業5年目の2005年(平成17年)には年商約120億円を上げ、中心市街地の空洞化に伴う商店街の集客力の低下で売上が減少していた姫路本店を上回り、営業の中核を担う存在にまで成長させた。 また、2006年(平成18年)に約3,000m2を改装し、同じビルに入居するカピル21専門店会と活性化委員会を立ち上げるなど、新たなてこ入れを行った。
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