副操縦士から機長に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 04:57 UTC 版)
こうして大学卒業から7年が経つころ、旧ジャルエクスプレス(JEX:現JAL)はパイロット採用方法を見直し、操縦士免許をすでに取った者にも入社試験を受けさせると発表。国内で初めてのチャンスにであり、藤は試験に合格、訓練生として採用されるのは1999年(平成11年)である。 入社からまもなく副操縦士に昇進(2000年(平成12年)4月)、2005年(平成17年)頃から機長をめざして力を注ぐ。機長の認定審査の対象には社内規定で飛行時間3,000時間の達成が求められた。藤は入社からおよそ10年を費やすと、2010年(平成22年)7月2日、42歳で認定審査に合格。機長審査のフライトは、強風の荒天という悪条件のもと実施されたという。同年7月9日、大阪府池田市の大阪本社で藤明里が機長の辞令を受けると、日本国内で初めて女性が旅客機の機長に就任したのである。
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