剰余
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 01:36 UTC 版)
数学において剰余(じょうよ、英: remainder)とは、ある種の計算を実行した後の「あまり」の量を指す。算術においては、剰余とはある整数を別の整数で割って(除法、割り算)商を得る際に「あまる」整数のことを指す(整数除法)。多項代数学においては、剰余とはある多項式を別の多項式で割った際の「あまり」を指す。剰余演算は被除数(dividend)と除数(divisor)が与えられた際にそのような乗除を得るような演算である。
- ^ Smith 1958, p. 97
- ^ Ore 1988, p. 30. ただし剰余が0の(すなわち、正の数でない)場合でも「正剰余」と呼ばれる。
- ^ Ore 1988, p. 32
- ^ Pascal ISO 7185:1990 6.7.2.2
- ^ “C99 specification (ISO/IEC 9899:TC2)” (2005年5月6日). 2018年8月16日閲覧。
- ^ “Built-in Functions — Python 3.10.7 documentation” (2022年9月9日). 2022年9月10日閲覧。
- ^ Larson & Hostetler 2007, p. 154
- ^ Rotman 2006, p. 267
- ^ Larson & Hostetler 2007, p. 157
- ^ Weisstein, Eric W.. “Polynomial Remainder Theorem” (英語). mathworld.wolfram.com. 2020年8月27日閲覧。
剰余
「 剰余」の例文・使い方・用例・文例
- 連結剰余金計算書は、連結損益計算書に接続して記載することができる。
- 剰余金
- 加法または乗法の前または後に、次の列または単位の場所に移動する(数、0または剰余)
- 配当と準備金が用意ができた後の、企業の利益剰余金と未処分利益
- 国庫剰余金という,国家財政の剰余金額
- 再評価剰余金という,資本を再評価した際の簿価との差額
- 労働時間の絶対的延長によって生じる剰余価値
- 利益金や剰余金の一部を契約者にも分配する保険
- (財政で)歳計剰余金という剰余金
- (財政で)歳計剰余金という剰余金の額
- 純剰余金という,財政の剰余金
- 利益剰余金を除外した,取引の剰余金
剩余と同じ種類の言葉
- >> 「剩余」を含む用語の索引
- 剩余のページへのリンク