刺身の登場とは? わかりやすく解説

刺身の登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:55 UTC 版)

刺身」の記事における「刺身の登場」の解説

鈴鹿家記』応永6年1399年6月10日記事に「指身 鯉イリワサビ」とあるのが刺身文献上の初出である。醤油普及する以前は、生姜酢辛子酢煎り酒削り節梅干、酒、溜まり合わせて煮詰めたもの)など、なますで用いられる調味料そのまま用いられた。「切り身ではなく刺身」と呼ばれるようになった由来は、切り身にしてしまうと魚の種類が分からなくなるので、そのの「尾鰭」を切り身刺して示したことからであるという。一説には、「切る」を忌詞いみことば)として避けて「刺す」を使ったためともいわれるいずれにせよほどなくして刺身食品薄く切って盛り付け食べ直前調味料付けて食べ料理として認識されるようになったらしく、『四条流包丁書しじょうりゅうほうちょうがき)』(宝徳元年1489年)では、クラゲ切ったものや、果てはキジヤマドリ塩漬けを湯で塩抜き薄切りした料理までも刺身称している。 『康富記』の文安5年8月15日1448年9月13日)の記事に「指身」に関する記録があった。

※この「刺身の登場」の解説は、「刺身」の解説の一部です。
「刺身の登場」を含む「刺身」の記事については、「刺身」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「刺身の登場」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「刺身の登場」の関連用語

1
2% |||||

刺身の登場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



刺身の登場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの刺身 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS