制服に関わる被害・犯罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 17:35 UTC 版)
「日本の学校制服」の記事における「制服に関わる被害・犯罪」の解説
#WeToo Japanが2018年に関東近郊に住む15歳から49歳の男女1万2000人に対しインターネットで行った調査によれば、中高生のときに「体を触られる」被害の率は、私服だった場合が約2割、制服(ブレザー、ブレザーの夏服時など)を着用していた場合が約5割で、私服やセーラー服より多かったとしている。また制服のスカートの長さと被害経験率には関連性が見出されなかったとしている。 スカートタイプの制服が性的アイコンとして扱われることに対し、学校制服を肯定する大人によって女子中高生が制服に起因する犯罪被害に遭うことを助長しているのではないかとの意見もある。 スカート丈を短くすると盗撮の危険性が高まるなど防犯、着こなしやメンテナンスを含めた生徒向けの服育講座を行う制服製造販売会社もある。 メルカリで有名女子高の制服が大量に出品され高額で取引されたことがあった。2021年時点では犯罪につながるなどの懸念から使用済みの学生服や体操着の出品は禁止されている。 制服の種類などから、どこの学校であるのか判明するだけではなく、制服に氏名の刺繍をすることで犯罪被害に遭遇する危険性から、制服を廃止する学校も出てきている。
※この「制服に関わる被害・犯罪」の解説は、「日本の学校制服」の解説の一部です。
「制服に関わる被害・犯罪」を含む「日本の学校制服」の記事については、「日本の学校制服」の概要を参照ください。
- 制服に関わる被害・犯罪のページへのリンク