初期の登山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 17:20 UTC 版)
「ヴァルテル・ボナッティ」の記事における「初期の登山」の解説
1948年夏にレッコ県グリーニャの尖峰で初めて本格的なクライミングを行った。翌年の1949年には早くも難ルートのピッツ・バディレ(英語版)北西壁、モンブランのノワール針峰(英語版)西壁、グランドジョラス北壁の登攀に成功する。資金が乏しいため、初期の登山はごく基本的な装備しかなかった(自分で作ったハーケンを多用していた)。最初の数年間、ボナッティは製鋼所で働き、土曜の夜シフトが終わったらそのままクライミングに向かった。1951年にはモンブラン山塊のグラン・カピュサン(英語版)東壁を初登攀、1953年にはチマ・オヴェスト(英語版)北壁の冬季初登攀を成し遂げた。1954年に山岳ガイド資格を取り、クールマイユールに移った。
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