刀剣用語の説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 19:38 UTC 版)
地沸(じにえ) - 刃文を構成する鋼の粒子が肉眼で1粒1粒見分けられる程度に荒いものを沸(にえ)、1粒1粒見分けられず、ぼうっと霞んだように見えるものを匂(におい)と称する。沸も匂も冶金学上は同じ組織である。沸と同様のものが地の部分に見えるものを地沸と称する。 地景(ちけい) - 地の部分で沸がつらなって線状となり、黒光りして見えるものを指す。同質のものが刃中に現れるものを金筋と称する。 足(あし) - 地と刃の境から刃縁に向かって延びる短い線状のものを足、同様のものが刃中に孤立しているものを葉(よう)という。 匂口(においくち) - 地と刃の境目。これが線状に細く締まっているものを「匂口締まる」と言い、その他作風によって「匂口深い」「匂口冴える」「匂口うるむ」等と表現する。 帽子(ぼうし) - 切先部分の刃文のことで、流派や刀工の個性が現れやすく、鑑賞、鑑定上も見所となる。
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刀剣用語の説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 17:44 UTC 版)
^ 「剣」とは、現代の刀剣用語では両刃で左右相称形の武器を指すが、本品は片刃の直刀である。なお、刀剣用語では、上古刀にみられる片刃の直刀を「大刀」、平安時代中期以降に登場する反りのある湾刀を「太刀」と書き分けている(読みはいずれも「たち」) ^ 責金(せめがね)とは、刀剣外装の鞘や柄の要所に補強と装飾を兼ねて巻く金物。 ^ 切刃造とは刀剣の造り込みの一種で、鎬の線の位置が刃方に寄っているもの。 ^ 「板目肌が流れる」とは、刀身の鍛え肌の文様が、木材の板目状を基調にして柾目(平行線)が交じる意。
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刀剣用語の説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 08:38 UTC 版)
地沸 - 刃文を構成する鋼の粒子が肉眼で1粒1粒見分けられる程度に荒いものを沸(にえ)、1粒1粒見分けられず、ぼうっと霞んだように見えるものを匂(におい)と称する。沸も匂も冶金学上は同じ組織である。沸と同様のものが地の部分に見えるものを地沸と称する。 映り - 地の部分に刃文とほぼ平行して影のように見えるもので、備前刀の特色であるが、他国の作刀にも見られる。 足、葉 - 地と刃の境から刃縁に向かって延びる短い線状のものを足、同様のものが刃中に孤立しているものを葉という。 金筋 - 刃中の沸がつらなって線状となり、光って見えるものを指す。 匂口 - 地と刃の境目。これが線状に細く締まっているものを「匂口締まる」と言い、その他作風によって「匂口深い」「匂口冴える」「匂口うるむ」等と表現する。 帽子 - 切先部分の刃文のことで、流派や刀工の個性が現れやすく、鑑賞、鑑定上も見所となる。
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刀剣用語の説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 08:31 UTC 版)
肌立つ - 「肌約(つ)む」の反対語で、地鉄の鍛え肌が目立つものをいう。 地沸 - 刃文を構成する鋼の粒子が肉眼で1粒1粒見分けられる程度に荒いものを沸(にえ)、1粒1粒見分けられず、ぼうっと霞んだように見えるものを匂(におい)と称する。沸も匂も冶金学上は同じ組織である。沸と同様のものが地の部分に見えるものを地沸と称する。 足 - 地と刃の境から刃縁に向かって延びる短い線状のものを足、同様のものが刃中に孤立しているものを葉(よう)という。 金筋、地景、地斑 - 刃中の沸がつらなって線状となり、光って見えるものを指す。同質のものが地の部分に現れるのを地景といい、地鉄の鍛え目に沿って斑紋状に見えるのを地斑という。 匂口 - 地と刃の境目。これが線状に細く締まっているものを「匂口締まる」と言い、その他作風によって「匂口深い」「匂口冴える」「匂口うるむ」等と表現する。 帽子 - 切先部分の刃文のことで、流派や刀工の個性が現れやすく、鑑賞、鑑定上も見所となる。
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刀剣用語の説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 18:25 UTC 版)
^ 「剣」とは、現代の刀剣用語では両刃で左右相称形の武器を指すが、本品は片刃の直刀である。なお、刀剣用語では、上古刀にみられる片刃の直刀を「大刀」、平安時代中期以降に登場する反りのある湾刀を「太刀」と書き分けている(読みはいずれも「たち」)
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刀剣用語の説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 02:23 UTC 版)
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