出馬投票後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 09:46 UTC 版)
出馬投票で除外されなかった場合には、その競走馬は競走に出走することができる。また、出走が決まった馬は出馬表(後述)によって速やかに発表される。 出走が決まると次はゲートの順番(これを以後、枠順と呼ぶ)を決める。枠順の抽選を行う日は競走により異なるが、中央競馬は主にその競走の勝馬投票券が販売開始される日の前日、地方競馬は出馬投票が終了次第速やかに枠順の抽選が行われ、枠順が確定する。 一部のグレードワン競走では、現在でも抽選器による公開の枠順抽選が行われている(といっても抽選はマスコミなどへの「公開」であり、ファンが参加できるものではない)。八大競走やジャパンカップ・ジャパンカップダート(2013年まで)ではコンピューターによる抽選、それ以外は新井式回転抽選器による抽選が行われている。 なお2014年の有馬記念は、中央競馬史上初の試みとして、プロ野球ドラフト会議に倣った方式による公開抽選会(こちらは抽選会場は関係者のみであるが、BSフジによるテレビ中継を伴うもの)を行った。これは予め事前に決定した出走馬(優先出走権に当たるファン投票上位10頭+その他賞金獲得順などで最大フルゲート16頭<中山競馬場で行う場合>)の馬名が書かれた封筒を一つずつ選び、選ばれた馬の騎乗予定騎手・調教師らが出走馬番号を1分以内で選択するという方式で行われた。
※この「出馬投票後」の解説は、「出馬投票」の解説の一部です。
「出馬投票後」を含む「出馬投票」の記事については、「出馬投票」の概要を参照ください。
- 出馬投票後のページへのリンク