出生・名前の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 14:33 UTC 版)
ひまわりは臼井儀人がネタ作りに限界が来たため登場させた。 「ひまわり」という名前は視聴者から一般公募された10万7135通の応募の中から、原作者の臼井義人によって選出されたもので、女の子の名前だけで2807通りの名前が寄せられた。番組中でも名前公募のお知らせが放映された。 ストーリーではしんのすけが「おしん」、みさえが「みさこ」、ひろしが「ひろみ」と、自分の名前が入った名前を提案。 しんのすけは幼稚園の面々に候補を挙げてもらおうと考え、マサオからは「名字が『野原』」ということで「みどり」、ネネからは自分の名前を取り「ネネ」・「ネネ美」、ボーちゃんからは「スカーレット・野原」など、多くの候補が挙げられ、遂にはそれらの候補からしんのすけが一文字ずつ組み合わせた「なみありよちまさ」という無茶苦茶な名前を考えるなどしたが、いずれも決定には至らなかった。 みさえとひろしも出生届の提出期限ぎりぎりまで悩んだ(しんのすけの時はいい加減に決めてしまったため、二人目の子供の名前はちゃんと決めようと相談していた)が、結局決められずじまいとなった。 その後、祖父母の銀の介・つるが出産祝いに野原家を訪れる。悩んだ野原一家は銀の介に相談、すると彼は「野原家伝統の命名方式」として、家族各々が自分の考えた名前を墨で紙に書き、それを紙飛行機にし、一番長く飛んだものに決定するという手法を提案。早速紙飛行機を製作、対決が始まる。なお2012年に発行された絵本では、銀の介とつるは登場しておらず、しんのすけが家の花壇に咲いていたひまわりから付けたという設定に変わっている。 結果はしんのすけの勝利に終わり、そこに書かれていた「ひまわり」に決定となった。 その時他の4人が考えていた名前は銀の介が「ぎん子」、ひろしが「りえ」、みさえが「ゆずほ」、つるが「かめ」と、それぞれにゆかりある名前になっていた。 出生後しばらくの間はベビーベッドで寝ていたが、現在はみさえと同じ布団で寝ている。
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