出生から甲斐守護継承までとは? わかりやすく解説

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出生から甲斐守護継承まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:06 UTC 版)

武田信玄」の記事における「出生から甲斐守護継承まで」の解説

大永元年1521年11月3日甲斐国守護武田信虎の嫡長子として生まれる。母は西郡の有力国人大井氏の娘・大井夫人幼名太郎信玄出生信虎による甲斐統一達成期にあたり、生誕地躑躅ヶ崎館付属した城として知られる要害山城である(または積翠寺)。信虎駿河国今川氏後ろ盾とした甲府盆地西部西郡)の有力国衆大井氏対決していたが、大永元年1521年10月には今川家福島正成率い軍勢甲府迫り信虎甲府近郊飯田河原合戦において福島勢を撃退している。この際、既に懐妊していた大井夫人詰城である要害山退いていたといわれ、信玄要害山城において出生したという。 また、甲斐国では上杉禅秀の乱契機守護武田氏権威失墜し、有力国衆台頭していたが、信玄曾祖父にあたる武田信昌期に守護代跡部氏排斥 するなど、国衆勢力服従させて国内統一が進んいた。信昌期から父の信直(後の信虎期に武田宗家内訌新たに台頭した有力国衆対外勢力争い関係し甲斐は再び乱国態となるが、信虎甲斐統一達成し永正16年1519年)には甲府躑躅ヶ崎館本拠とした城下町武田城下町)を開府家臣団組織整備され戦国大名として武田氏地位確立されていた。 傅役不明だが、『甲陽軍鑑』では譜代家臣板垣信方傅役であった可能性示している。土屋昌続の父、金丸筑前守傅役であったと伝わる。

※この「出生から甲斐守護継承まで」の解説は、「武田信玄」の解説の一部です。
「出生から甲斐守護継承まで」を含む「武田信玄」の記事については、「武田信玄」の概要を参照ください。

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