出版における絵文字への対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:23 UTC 版)
「携帯電話の絵文字」の記事における「出版における絵文字への対応」の解説
前述の通り、絵文字は本来、携帯電話・PHS事業者により仕様が異なる機種依存文字であるため、出版物で絵文字を使おうとしても、印刷で用いられる書体セットの中に絵文字は含まれていない。そのため、印刷物に絵文字を用いようとした場合、完全に非対応とされるか、以下のような何らかの条件や制限が加わることがある。また、対応できる場合であっても意図していたデザインの絵文字であるとは限らない。 外字、あるいは画像データとして別途作成され、その分のデータ作成料を追加請求される。 絵文字でキャラクタ(丸や三角、ハートマークなどの文字記号)に置き換え可能なものは置き換え、他は対応しない。 パソコン表示用の絵文字対応フォントを、利用制限の範囲内で使用。 納期を長めに設定されたり、金額を割高に設定される。 このことから、絵文字を使う可能性がある場合には、事前にデザイナーや印刷業者と打ち合わせをすることが望ましい。
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