再試合後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 23:37 UTC 版)
「2008年北京オリンピックのハンドボール競技・アジア予選」の記事における「再試合後」の解説
AHFは2月5日、クウェート市で常任理事会を開き、AHFが認めていない北京五輪アジア予選やり直しに参加した日本と韓国に警告と罰金1000ドル(約10万8000円)の処分を科すことを決めた。罰金の支払いを条件に、2月17日に開幕する男子アジア選手権(イラン)への出場も認めるとした。これに対し、日本は「理由のないものは、一銭たりとも出せない」と支払いを拒否、また5日にIHF側も「支払う必要はない」と明言。韓国は4月2日に、「男女共にオリンピック出場が決まり、これ以上AHFとの関係を悪くしたくない」との意向で罰金を支払うと韓国メディアが報道したが、IHFが処分への意向を発表後、4月6日に韓国協会の会長が「支払う意思がない」ことを改めて明言したため、最終的には支払いを拒否した。これを受けてAHFも予選のやり直しと処分の取消を認めざるを得なくなり、以降は沈黙を保った。 なお、この問題によって日本協会から「日・韓・中および周辺諸国で『東アジア連盟』の設立を推奨する」との意向が発表されたが、現在も設立の動きは無い。
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