再突入の不具合とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 再突入の不具合の意味・解説 

再突入の不具合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 02:34 UTC 版)

ソユーズTMA-11」の記事における「再突入の不具合」の解説

ソユーズTMA-11国際宇宙ステーションからの離脱後、機器の故障によって緊急時使用する弾道突入コース大気圏突入してしまった。これは前回ソユーズTMA-10でも発生している。 これにより、降下中の乗務員には10Gもの重力加速度加わった李素妍飛行士は、頸椎や腰を痛め入院した。 また大気圏への異常突入により予定していた着陸地点から西に475kmも外れてしまい、途中から無線不通になった着陸後、ソユーズカプセル内に搭載している緊急時用の衛星電話クルー安否確認された。国際宇宙ステーションからの観測地上レーダーデータ元にRSA直ちに2機のヘリコプター捜索開始しクルー発見した。 2機連続の異常突入のため、ソユーズ宇宙船には潜在的欠陥があると考えられ設計確認や、打ち上げ前機体軌道上機体一斉点検が行われた。その結果降下モジュールサービスモジュール結合箇所分離爆発ボルト問題が見つかり、分離正常に行われなかったためと判断された(類似のトラブルは、ソユーズ5号でも発生)。このため、これらを改良すると共に姿勢制御プログラム更新する事によってこの問題再発しなくなった

※この「再突入の不具合」の解説は、「ソユーズTMA-11」の解説の一部です。
「再突入の不具合」を含む「ソユーズTMA-11」の記事については、「ソユーズTMA-11」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「再突入の不具合」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「再突入の不具合」の関連用語

再突入の不具合のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



再突入の不具合のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのソユーズTMA-11 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS