再出仕後とは? わかりやすく解説

再出仕後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 16:56 UTC 版)

柳生三厳」の記事における「再出仕後」の解説

寛永16年1639年2月14日家光御前にて、父の高弟木村友重(助九郎)と弟の宗冬と共に兵法披露する寛永19年1642年2月から同年3月にかけて、謹慎していた12年間で収集した資料それまで記した草稿元に流祖上泉信綱以来新陰流の術理をまとめ上げ、後に代表作評される『月之抄』を著す。 正保3年1646年)に父宗矩が死去すると、遺領は宗矩の遺志に基づき、一旦幕府返上され上で家光裁量により兄弟の間で分知され、三厳は8300石を相続し家督を継ぐ。この時、三厳の石高1万石を下回ったため、宗矩が柳生藩立藩してから11年目にして、柳生家大名から旗本地位戻った。宗矩生前の三厳は「強勇絶倫」で皆畏れて従う風があったが、家督継いで以後寛容になり、政事にも励み質実剛健家風守り奴婢にも憐みをかけて処罰することもなかったという。その後間もなく役目辞して柳生庄に引き篭もったとも言われるが、詳細不明

※この「再出仕後」の解説は、「柳生三厳」の解説の一部です。
「再出仕後」を含む「柳生三厳」の記事については、「柳生三厳」の概要を参照ください。

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