兵役免除に伴う奉仕活動を巡って
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 02:19 UTC 版)
「アン・バウル」の記事における「兵役免除に伴う奉仕活動を巡って」の解説
2018年11月に安は、サッカーの韓国代表を永久追放された張賢秀に続いて、兵役免除の代わりに行う奉仕活動に関する証明書類の一部を虚偽申告していたことが明らかになった。リオデジャネイロオリンピックで銀メダルを獲得したことで兵役が免除された代わりに、出身高校で約300時間の奉仕活動を行うことになったが、5月から7月にかけて高校で週3度の奉仕活動を行っていたという書類の内容が虚偽であることが確認された。その期間は高校に出向かず、8月のアジア大会に備えて国家代表選手村に入村していた。韓国の柔道協会はこの件で安を国家代表選手村から追放して、出場予定だったグランドスラム・大阪もキャンセルさせた。その後、柔道協会はアンに対して、2019年1月から6ヶ月に及ぶ国内外の大会への出場停止処分を課した。そのため、3月の代表選考大会に参加できず、8月の世界選手権には出場できなくなった。なお、当初の出場停止期間は1年の予定だったが、アンがすでに一定の奉仕活動に従事しており、また今までの柔道実績も考慮されたことにより、軽減された。しかしながらその後、世界選手権には出場を認められることになったが、ほとんど稽古を積むことができず初戦でモンゴルのヨンドンペレンレイ・バスフーに反則負けを喫した。
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