公共政策と社会科学のためのネルソン・A・ロックフェラーセンター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 13:43 UTC 版)
「ダートマス大学」の記事における「公共政策と社会科学のためのネルソン・A・ロックフェラーセンター」の解説
(英語の正式名称:Nelson A. Rockefeller Center for Public Policy and the Social Sciences )ネルソン・A・ロックフェラーセンターは、公共政策についての情報交換と議論を行うための施設である。1983年に開館した同施設の名称は、ダートマス大学の1930年度同窓生であるネルソン・A・ロックフェラーに敬意を表して付けられたもの。また「ロッキー」の愛称でも知られている。 ロックフェラーセンターは学生や教員及び地域住民に対し、公共政策や社会学全般に関する交流や学習の機会を提供する目的で設立された。例えば、より密な情報交換や話し合いの場を設けるため、高名な教授陣やゲストとの食事会を主催するなどしている。 センター内には、ダートマス大学における公共政策学の副専攻科が置かれており、オックスフォード大学(キーブル・カレッジ)との政治・経済学を中心とした社会学に関する学術交流の場も設けられている。また、同センターは公共政策の研究活動に携わる学生に対し、奨学金を支給している。 同施設内にあるロックフェラーセンター政策研究会(英語の正式名称:Rockefeller Center's Policy Research Shop)は、政策立案を担当する議員と法務職員の依頼に基づき、年間を通して政策研究を行う組織である。この取り組みのために同センターは、教授らの指導の下で研究を行う学生を雇用している。雇われた学生は、平均して5ページから15ページほどの報告書を作成することになる。同研究会の設立目的は、政策関連の審議に資する最新情報を提供することにある。
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