八幡社 (横浜市保土ケ谷区)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/08 05:03 UTC 版)
| 八幡社 | |
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| 所在地 | 神奈川県横浜市保土ケ谷区瀬戸ケ谷町137 |
| 位置 | 北緯35度26分35.0秒 東経139度35分27.1秒 / 北緯35.443056度 東経139.590861度座標: 北緯35度26分35.0秒 東経139度35分27.1秒 / 北緯35.443056度 東経139.590861度 |
| 主祭神 | 応神天皇 |
| 社格等 | 旧村社、神饌幣帛料供進社 |
| 創建 | 1318年 |
| 本殿の様式 | 八幡造 |
| 別名 | 瀬戸ケ谷八幡社 |
| 例祭 | 8月14日 |
| 地図 | |
八幡社(はちまんしゃ)は神奈川県横浜市保土ケ谷区にある神社。瀬戸ケ谷八幡社とも呼ばれる。境内には病平癒と伝わる清水が湧く。
祭神
歴史
1318年(文保2年)の鎮座と伝わる。別当は安楽寺であった。[1]
1873年(明治6年)村社に列せられ、1928年(昭和3年)神饌幣帛料供進社に指定された。[2]
社殿・境内
- 本殿 - 八幡造で、「貞享元年(1684年)武州久良岐郡岩間村」の棟札がある。
- 於鍋稲荷社(おなべいなりしゃ) - 保土ヶ谷宿の音次郎に悪戯で足を折られた野狐が、馴染の女「なべ」に化けて怨みを言い続け、気が触れた音次郎は言われるままに巣穴の上へ祠を建てたところ、病は平癒したという[3]。
- 菊水観音出現跡 - 菊水観音が出現したと伝わり[1]、観音は安楽寺に安置されている。また、現在も湧く清水は、飲めば病気が平癒し、目を洗えば眼病が治ったという[1]。
祭事・年中行事
- 夏季大祭 - 8月14日
所在地・交通
神奈川県横浜市保土ケ谷区瀬戸ケ谷町137
脚注・参考文献
- ^ a b c 『新編武蔵風土記稿』巻ノ69橘樹郡ノ12「八幡宮」(内務省地理局 1884年)NDLJP:763985/12
- ^ 『神奈川県神社誌』横浜市保土ケ谷区「八幡社」(神奈川県神社庁 1982年)
- ^ 『横浜の伝説と口碑 下(神奈川区・鶴見区・保土ケ谷区)』お鍋稲荷の話(横浜郷土史研究会、1930年)NDLJP:1456827/68
関連項目
外部リンク
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