八幡真とは? わかりやすく解説

八幡真

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 16:04 UTC 版)

八幡 真(やはた しん、Shin Larsson-Yahata 1974年5月9日 - )は、スウェーデン出身の日本の元アイスホッケー選手。ポジションはフォワード。スウェーデン人の父と日本人の母を持つ[1]

来歴

少年時代、HC CSKAモスクワのイーゴリ・ラリオノフ、セルゲイ・マカロフ、ウラジミール・クルトフのラインにあこがれた[1]。スウェーデン・エリートリーグで1シーズンプレーした後、20歳で来日し、コクドアイスホッケー部に加入した。オリンピック日本代表になるためには最低3年間は日本でプレーする必要があった[1]

アイスホッケー日本代表として長野オリンピックに出場。13位決定戦のオーストリア戦では終了間際のPSを決めて勝利に貢献した[2]

1998-1999の第33回日本アイスホッケーリーグではキャリアハイとなる37試合23得点、41アシスト、64ポイントを記録し、最多アシストと最多ポイントのタイトルを獲得。コクドでは8シーズン過ごし、その間5回優勝した[1]

2002年からHC Mulhouse、2003年からはベルファスト・ジャイアンツでプレーしていた桑原ライアン春男の誘いもあり、マンチェスター・フェニックスでプレーした[1]。2004年に再来日し王子製紙に移籍。

2005年引退。

同年、ノルディックバイキングスの初代GMに就任[3]。しかし1シーズンで事実上の解散。

その後帰国し、NHL、アトランタ・スラッシャーズのスカウトに就任。

2008年よりサンノゼ・シャークスのスカウトを務めている。

脚注

  1. ^ a b c d e Shin Larsson-Yahata Interview”. manchesterphoenix.co.uk (2003年8月29日). 2012年6月2日閲覧。
  2. ^ 沢田聡子 (2008年12月22日). “アイスホッケーの名門、西武の廃部決定という逆境のなかで”. スポーツナビ. 2012年6月2日閲覧。
  3. ^ 加藤じろう (2005年10月2日). “バイキングスの気になる男たち<3>八幡真GM”. 2012年6月2日閲覧。

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