免許と、許可される銃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 06:49 UTC 版)
「イギリスの銃規制」の記事における「免許と、許可される銃」の解説
低威力の空気銃を除き、英国内での全銃器の所有には火器免許(Firearm Certificate)か散弾銃免許(Shotgun Certificate)が必要となる。 英国においては、散弾銃とは内部にライフリングの刻まれていない24インチ以上の銃身を持つ銃である。また機構として回転式弾倉(ロータリーマガジン)を有する物は禁止されており、上下二連式のような弾倉を有さない銃や、チューブ型の着脱不可能な弾倉で装弾数2発以下の銃に限られている。以上のことから、チャンバー(薬室)に1発装填し、チューブ弾倉に2発装填することで最大3発まで弾を装填することができる。このような規制から散弾銃免許を取得するための手順は比較的寛容である。これは散弾銃を使う狩猟文化の保護の一環とされる。 これとは別の火器免許では銃器毎に正当な所持理由があることを警察に報告する義務があり、これらの銃器は免許に型式、口径、そしてシリアルナンバーが登録される。散弾銃免許も同じように口径、型式とシリアルナンバーが登録されるが、この銃器免許との違いは散弾銃は「自分で安全に運用できるのであれば」何丁でも所持できるという点である。銃器免許ではさらに一度に購入できる最大数の銃弾が示されており、銃弾の購入記録もある。
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