僕らはひとつとは? わかりやすく解説

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僕らはひとつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 02:28 UTC 版)

「僕らはひとつ」
ランディ・ニューマンシングル
初出アルバム『トイ・ストーリー3 オリジナル・サウンドトラック英語版
リリース
録音 2009年
ジャンル
時間
レーベル ウォルト・ディズニー
作詞・作曲 ランディ・ニューマン
ランディ・ニューマン シングル 年表
君はともだち
(1996年)
僕らはひとつ
(2010年)
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僕らはひとつ」("We Belong Together")は、2010年の映画『トイ・ストーリー3』向けにランディ・ニューマンが作詞、作曲、歌唱した楽曲である。この曲は2011年2月開催の第83回アカデミー賞歌曲賞を獲得した[1]

背景と公開

この曲は『トイ・ストーリー3』の映画音楽であり、映画のアルバムの全トラックはランディ・ニューマンが作曲、指揮を担当した[2]。映画公開後からしばらくのあいだ、ディズニーは『トイ・ストーリー3』のサウンドトラック・アルバムをCDで発売しなかった。2012年1月にウォルト・ディズニー・レコードイトラーダ・レコード英語版がCDで発売するまで、MP3AACといった非可逆圧縮形式でのダウンロードのみで入手可能であった[3]

カバー版

ブライアン・ウィルソンが自身の2011年のアルバム『イン・ザ・キー・オブ・ディズニー英語版』でこの曲をカバーした[4][5]

受賞とノミネート

部門 結果 参照 敗北した相手
第16回クリティクス・チョイス・アワード 歌曲賞 ノミネート [6] イフ・アイ・ライズ英語版
2010年デンバー映画批評家協会賞 歌曲賞 [7]
第11回フェニックス映画批評家協会賞 歌曲賞 [8] ユー・ハヴント・シーン・ザ・ラスト・オブ・ミー英語版
第1回Awards.com映画賞英語版 歌曲賞 輝く未来英語版
第83回アカデミー賞 歌曲賞 受賞 [1] N/A

ジェニファー・ハドソンからオスカー像を受け取った際のニューマンのスピーチはMoviefone.com英語版より「式を席巻した」ユーモラスなものと評された。ニューマンは、「ポケットから一覧表を取り出して多くの人々に謝辞を述べるのは、テレビ的にはあまり良いことでは無い」と助言されたことを揶揄し、「私はただこれらの人々に感謝しなければならない。そうしたくないんだ。私はとても良いテレビ番組をやりたい」と述べた[9][10]

この曲は第16回クリティクス・チョイス・アワード歌曲賞と2010年デンバー映画批評家協会賞歌曲賞にノミネートされたが、いずれもA・R・ラフマーンダイドの「イフ・アイ・ライズ英語版」に破れた[6][7]第11回フェニックス映画批評家協会賞歌曲賞ではシェールの「ユー・ハヴント・シーン・ザ・ラスト・オブ・ミー英語版[8]第1回Awards.com映画賞英語版歌曲賞では「輝く未来英語版」(『塔の上のラプンツェル』)に敗れた。

参考文献

  1. ^ a b Nominees for the 83rd Academy Awards”. The Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2011年12月27日閲覧。
  2. ^ Rizvi, Samad (2011年2月13日). “Randy Newman Wins Grammy For Toy Story 3 Soundtrack”. Pixar Times. 2012年2月20日閲覧。
  3. ^ “INTRADA Announces Randy Newman's TOY STORY 3”. Intrada. (2012年1月23日). http://www.intrada.net/phpBB2/viewtopic.php?f=4&t=4595 2012年2月11日閲覧。 
  4. ^ In The Key Of Disney [Amazon.com Exclusive Version]”. Amazon. 2012年2月3日閲覧。
  5. ^ Graff, Gary (18 October 2011). “Brian Wilson Starts New Album, Talks Beach Boys Rumors & 'SMiLE'. Billboard. 2012年2月20日閲覧.
  6. ^ a b Labrecque, Jeff (2010年12月13日). “'Black Swan' leads Critics' Choice nominations”. Insidemovies.ew.com. 2011年5月6日閲覧。
  7. ^ a b Denver Film Critics Society 2011 Award Winners”. DenverFilmCritics.org (2011年1月28日). 2013年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月3日閲覧。
  8. ^ a b Phoenix Film Critics Name The Kings Speech Best Film of 2010”. PhoenixFilmCriticsSociety.org (2010年12月28日). 2013年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月3日閲覧。
  9. ^ Dunn, Gabrielle (2011年2月28日). “Randy Newman Tries For 'Good Television' In Oscars Acceptance Speech (Video)”. Moviefone.com. 2013年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月20日閲覧。
  10. ^ Talarico, Brittany (2011年2月28日). “Randy Newman Wants to Be "Good Television;" Oscar Winner Gives Humorous Speech”. OK!. 2012年2月20日閲覧。



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