僕らはひとつ
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「僕らはひとつ」 | ||||
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ランディ・ニューマン の シングル | ||||
初出アルバム『トイ・ストーリー3 オリジナル・サウンドトラック』 | ||||
リリース | ||||
録音 | 2009年 | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | ウォルト・ディズニー | |||
作詞・作曲 | ランディ・ニューマン | |||
ランディ・ニューマン シングル 年表 | ||||
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「僕らはひとつ」("We Belong Together")は、2010年の映画『トイ・ストーリー3』向けにランディ・ニューマンが作詞、作曲、歌唱した楽曲である。この曲は2011年2月開催の第83回アカデミー賞で歌曲賞を獲得した[1]。
背景と公開
この曲は『トイ・ストーリー3』の映画音楽であり、映画のアルバムの全トラックはランディ・ニューマンが作曲、指揮を担当した[2]。映画公開後からしばらくのあいだ、ディズニーは『トイ・ストーリー3』のサウンドトラック・アルバムをCDで発売しなかった。2012年1月にウォルト・ディズニー・レコードとイトラーダ・レコードがCDで発売するまで、MP3やAACといった非可逆圧縮形式でのダウンロードのみで入手可能であった[3]。
カバー版
ブライアン・ウィルソンが自身の2011年のアルバム『イン・ザ・キー・オブ・ディズニー』でこの曲をカバーした[4][5]。
受賞とノミネート
賞 | 部門 | 結果 | 参照 | 敗北した相手 |
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第16回クリティクス・チョイス・アワード | 歌曲賞 | ノミネート | [6] | 「イフ・アイ・ライズ」 |
2010年デンバー映画批評家協会賞 | 歌曲賞 | [7] | ||
第11回フェニックス映画批評家協会賞 | 歌曲賞 | [8] | 「ユー・ハヴント・シーン・ザ・ラスト・オブ・ミー」 | |
第1回Awards.com映画賞 | 歌曲賞 | 「輝く未来」 | ||
第83回アカデミー賞 | 歌曲賞 | 受賞 | [1] | N/A |
ジェニファー・ハドソンからオスカー像を受け取った際のニューマンのスピーチはMoviefone.comより「式を席巻した」ユーモラスなものと評された。ニューマンは、「ポケットから一覧表を取り出して多くの人々に謝辞を述べるのは、テレビ的にはあまり良いことでは無い」と助言されたことを揶揄し、「私はただこれらの人々に感謝しなければならない。そうしたくないんだ。私はとても良いテレビ番組をやりたい」と述べた[9][10]。
この曲は第16回クリティクス・チョイス・アワード歌曲賞と2010年デンバー映画批評家協会賞歌曲賞にノミネートされたが、いずれもA・R・ラフマーンとダイドの「イフ・アイ・ライズ」に破れた[6][7]。第11回フェニックス映画批評家協会賞歌曲賞ではシェールの「ユー・ハヴント・シーン・ザ・ラスト・オブ・ミー」[8]、第1回Awards.com映画賞歌曲賞では「輝く未来」(『塔の上のラプンツェル』)に敗れた。
参考文献
- ^ a b “Nominees for the 83rd Academy Awards”. The Academy of Motion Picture Arts and Sciences. 2011年12月27日閲覧。
- ^ Rizvi, Samad (2011年2月13日). “Randy Newman Wins Grammy For Toy Story 3 Soundtrack”. Pixar Times. 2012年2月20日閲覧。
- ^ “INTRADA Announces Randy Newman's TOY STORY 3”. Intrada. (2012年1月23日) 2012年2月11日閲覧。
- ^ “In The Key Of Disney [Amazon.com Exclusive Version]”. Amazon. 2012年2月3日閲覧。
- ^ Graff, Gary (18 October 2011). “Brian Wilson Starts New Album, Talks Beach Boys Rumors & 'SMiLE'”. Billboard. 2012年2月20日閲覧.
- ^ a b Labrecque, Jeff (2010年12月13日). “'Black Swan' leads Critics' Choice nominations”. Insidemovies.ew.com. 2011年5月6日閲覧。
- ^ a b “Denver Film Critics Society 2011 Award Winners”. DenverFilmCritics.org (2011年1月28日). 2013年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月3日閲覧。
- ^ a b “Phoenix Film Critics Name The Kings Speech Best Film of 2010”. PhoenixFilmCriticsSociety.org (2010年12月28日). 2013年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月3日閲覧。
- ^ Dunn, Gabrielle (2011年2月28日). “Randy Newman Tries For 'Good Television' In Oscars Acceptance Speech (Video)”. Moviefone.com. 2013年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月20日閲覧。
- ^ Talarico, Brittany (2011年2月28日). “Randy Newman Wants to Be "Good Television;" Oscar Winner Gives Humorous Speech”. OK!. 2012年2月20日閲覧。
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