傍受実績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 08:16 UTC 版)
1941年(昭和16年)12月8日 - 真珠湾攻撃の成功を伝える電信「トラ・トラ・トラ」ワレ奇襲ニ成功セリまた「ポツダム宣言」を受信。真珠湾攻撃開始の電信「ニイタカヤマノボレ1208(ひとふたまるはち)」を送信した送信所は海軍無線電信所船橋送信所。 軍事裁判時に証拠として提出された盧溝橋事件での「停戦に反対する中国軍が攻撃する」と言う意味である”According to”から始まる英電文を1937年7月に受信。 サイパン島南に位置するテニアン島飛行場のB29爆撃隊の通信を傍受。ハリー・S・トルーマン大統領直属の爆撃部隊である広島原爆投下機エノラゲイと、長崎原爆投下機ボックスカーをテニアン飛行場付近の不審機として認識。原爆投下後、広島上空から打電した暗号通信より、「エノラゲイ」のコールサイン「5V625」とその機体がテニアン島離陸機である事を探知。原子爆弾搭載を認知していたか否かは不明。
※この「傍受実績」の解説は、「大和田通信所」の解説の一部です。
「傍受実績」を含む「大和田通信所」の記事については、「大和田通信所」の概要を参照ください。
- 傍受実績のページへのリンク