偽鉄人28号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:15 UTC 版)
「鉄人28号の登場ロボット」の記事における「偽鉄人28号」の解説
ニコポンスキーが失敗した後に日本にやって来たS国のスパイ団が鉄人28号を手に入れる為に製作した、外見を似せただけのロボット。リモコンごと本物の28号とすり替えた。正太郎でも動かしてみて操縦の正確性に違和感を覚えるまで判らなかったほど良くできたニセ物。敷島博士提案の「ぶつければ判る」というかなり乱暴な判別法により、本物の28号と全力でぶつかり合って爆発した。なお、背中のロケットの性能だけは本物と全く同じであるはずだが、正太郎の違和感とは飛行中の旋回半径が大き過ぎることである。 テレビアニメ第一作の70話ではギャング連合のボス、ワルガンが鉄人28号の内部構造を撮影し、鉄人28号を複製して偽鉄人28号を作り上げた。特殊塗料が再現できなかったため、外装が白く塗装されていることが特徴。続く71話ではワルガンが内部構造写真を軍事独裁国家カロリヤ国に持ち込み、偽鉄人28号を量産して鉄人軍を作り上げた。大挙して迫る鉄人軍に対して正太郎は端から一機ずつ叩き落していく戦法で立ち向かうが、やがて鉄人が無数の偽鉄人に捕縛されて地上へ落下し戦闘不能に陥ってしまう。しかし、その隙に捕虜になっていた村雨健次が脱出し、偽鉄人の操縦機を奪取して同士討ちに追いやると同時に内部構造写真を焼却。鉄人軍は全滅し、製造工場も鉄人に破壊されたことでワルガンとカロリヤ国の野望は断たれた。 また、PS2ゲーム版にもカロリア国に量産された4体の偽鉄人28号と交戦するステージ「最強!最後の鉄人軍団」が存在する。この偽鉄人は見た目こそ本物と同じだが、プレイヤーが操作するロボットとは異なりパワーゲージの蓄積を必要とせず無制限に必殺技を使用できるため、凄まじい戦闘能力を誇る。
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