値上げによるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:47 UTC 版)
消費者は、特定商品の値上げ・増税や消費者にとって不利益となる制度の施行、購入特典の改悪・打ち切りなどが発表・決定されると、それらの前に商品を買い込む傾向が見受けられるが、これが「駆け込み需要」にあたる。 値上げが原因となる例には、消費税施行(1989年)や増税(1997年・2014年・2019年)、ガソリン税の暫定税率復活(2008年)、たばこ税増税及びそれに伴うタバコ製品の大幅値上げ(2010年)、軽自動車税(特に軽乗用車)の増税(2015年)などがあり、直前に駆け込み需要が起こった。 消費者にとって不利益となる制度の施行(消費者にとって利益となる制度の縮小や終了も含む)が原因となる例には、家電リサイクル法施行(2001年)、エコカー補助金終了(2010年)やデジタルテレビ等のエコポイント基準改訂があり、これらの商品では影響をうけて、直前に駆け込み需要がおきている。
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