個別的傾向・事情
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:35 UTC 版)
「クール (放送)」の記事における「個別的傾向・事情」の解説
NHKのドラマの中で特に視聴率が高い、朝の連続テレビ小説は2クール(過去には4クールの物もある)、大河ドラマは4クールと通常のドラマより長めである。 民放のドラマでは、TBSが『渡る世間は鬼ばかり』で原則4クール、『3年B組金八先生』(第3シリーズ以外)、『水戸黄門』が原則2クールと、長めのドラマの制作を続けている(ただし、「水戸黄門」は、2010年4月から放送された41部以降、1クール前後となっている)。 アニメ番組や特撮番組では、低年齢層向け作品は4クールが多く、対象年齢が比較的高い作品は1 - 2クールが多い。これは、低年齢層向け作品は玩具などのプロモーションを主目的として放送されていることが多いため、その商品のライフサイクルをカバーする比較的長期間の放送が必要であり、対象年齢が高い作品は放送終了後にDVD・Blu-ray Disc化などでその作品自体を別媒体でプレミアムを付けて販売するためのプロモーション目的で放送されている面が強いことによる。なお、1クールは通常は13話分の期間のことであったが、DVDリリースの場合13という素数では各巻数の話数を統一しにくく、近年では2でも3でも4でも割り切れる12話構成にすることが多い。
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