個別的自衛権と集団的自衛権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:16 UTC 版)
「自衛権」の記事における「個別的自衛権と集団的自衛権」の解説
「集団的自衛権」も参照 個別的自衛権とは、他国からの武力攻撃に対し、実力をもってこれを阻止・排除する権利である。これに対し集団的自衛権は、国連憲章において初めて明記された概念で、「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもつて阻止する権利」と定義されることもある。すなわち、他国に対して武力攻撃があった場合に、自国が直接に攻撃されていなくても、実力を以って阻止・排除する権利である。 集団的自衛権の本質は、自衛権を行使している他国を援助して、これと共同で武力攻撃に対処するというところにあるが、自衛権の概念については、様々な見解も存在する。
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