中部配電
信濃水電
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:54 UTC 版)
特定電気供給事業者として発電全量を諏訪電気に送電していた信濃水電株式会社(本社・東京市京橋区宝町1丁目7)の水力発電所は、以下の通りである。 発電所名出力(kW)所在地・河川名運転開始備考福沢1200 諏訪郡豊平村(上川) 1928年12月 現・中部電力福沢発電所 米沢530 諏訪郡米沢村(滝ノ湯川) 1930年11月 現・中部電力米沢発電所 信濃水電は1918年、諏訪水力電気株式会社の商号で豊平村福沢区への発電所設置申請を行ったが、諏訪電気と発電所申請の先願を巡って対立したため着工に至るまで数年を要した。和解後諏訪電気取締役の高橋保が専務取締役に就任。運転開始当初は自家用電気工作物施設者として、電気事業法の改正に伴って1932年以降は特定電気供給事業者として、諏訪電気および信州電気に対する発送電事業のみを行った。中部配電設立に伴う信州電気消滅後の1942年11月1日に中部配電に事業を譲渡して解散した。
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