保養センター線、サッポロビール園線
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「しずてつジャストライン焼津営業所」の記事における「保養センター線、サッポロビール園線」の解説
概説1978年(昭和53年)の国道150号バイパス開通を機に「花沢線」の保養センター系統を「保養センター線」として開設した。 1990年代には「静岡焼津線」が廃止され「野秋線」になった後に再度「保養センター線」に編入された。 末期はサッポロビール前まで区間が短縮され「サッポロビール園線」として存続したが2001年度を以って廃止されている。 沿革1978年(昭和53年)国道150バイパスの完成により、野秋・吉津系統が「静岡焼津線」に集約され、残る保養センター系統が150バイパスの中里東、石脇経由に経路が変更され「保養センター線」となった。焼津駅前 - 郵便局前 - 当目大橋 - 虚空蔵尊入口 - 中里東 - 石脇 - 保養センター入口 - 保養センター前 1980年(昭和55年)4月 サッポロビール静岡工場が竣工し、サッポロビール前停留所が設置された。焼津駅前 - 郵便局前 - 当目大橋 - 虚空蔵尊入口 - サッポロビール前 - 中里東 - 石脇 - 保養センター入口 - 保養センター前 1985年(昭和60年)の時刻表では1日4往復が運行されていた。 1987年(昭和62年)3月23日 焼津郵便局が焼津市栄町五丁目から焼津一丁目に局舎を新築移転されたことに伴い、郵便局前停留所も移転し、新たに駅前通り停留所が設置された。また、同年サンライフ焼津が開館し中港町停留所がサンライフ焼津前停留所に改称された。 1993年(平成5年)4月1日 「野秋線」を吸収したことに伴い焼津駅前 - 保養センター系統の平日1日5往復、日曜祝日4往復に加え、駅前通りを経由しない焼津駅前 - サッポロビール前 区間の新系統が平日3往復設定された。焼津駅前 - 駅前通り - 当目大橋 - 虚空蔵尊入口 - サッポロビール前 - 保養センター 焼津駅前 - 当目大橋 - 虚空蔵尊入口 - サッポロビール前 1996年(平成8年)4月26日 サッポロビール静岡工場にビール園がオープンし、焼津駅前 - サッポロビール前系統の終バスが繰り下げられた。 1998年(平成10年)6月 保養センター系統が事業者単独で維持できない不採算路線として「乗合バス不採算路線計画」に盛り込まれ、同年度を以って「保養センター線」は廃止された。 1999年(平成11年)4月1日 焼津駅前 - サッポロビール前系統は「サッポロビール園線」として存続した。 2001年(平成13年)静岡鉄道からの撤退の申し出により焼津市と路線維持が協議されたが、2002年(平成14年)3月末を以って廃止され、同地区の路線は焼津市自主運行バスに移行した。
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