使った最新技術について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 10:06 UTC 版)
「上海ディズニーランド」の記事における「使った最新技術について」の解説
上海ディズニーランドのアトラクションは、他のディズニーランドとは異なる特徴を形成しており、映画『トロン』『トロン: レガシー』に登場したライトサイクルや世界観を再現したトロン・ライトサイクル・パワーラン、4D技術を使うカリブの海賊:バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャーなど、テクノロジー性の高いアトラクションが多く設置されている。 上海ディズニーランドにエネルギーを提供するのは、テーマパークと大通りを一本挟んだ所にある天然ガス「コージェネレーション」エネルギーステーションである。エネルギーステーションには蒸気・冷気・熱水・電力の4つのパイプが敷設され、発電所の一部の余熱で蒸気を作り、圧縮空気が必要なアトラクションに用いる。さらに別の余熱を使い水を加熱し、厨房やホテルに給湯する。臭素酸イオン技術を採用したセントラル空調は、余熱を使い化学反応を起こすことで冷房を実現する。奇幻童話のお城の暖炉やジェットコースターに必要な圧縮空気、ミッキーの部屋の夏の冷房など、童話のシーンやアトラクションに使用されるエネルギーを完全に電力に依存するのではなく、各種エネルギーを総合利用するセパレート型エネルギー技術を採用している。上海ディズニーランドは世界のディズニーパークのうち、初めてこの技術を採用した。
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