作品番号について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 14:10 UTC 版)
「シュトックハウゼンの楽曲一覧」の記事における「作品番号について」の解説
作品番号は公式サイトにてまとめられた、演奏可能作品のナンバリングと、シュトックハウゼン自身が使用したナンバリングがある。本項では前者を「公式サイト番号」、後者を「作曲者番号」とする。 両者の違いは、前者は演奏可能な全ての作品に対して番号が割り振られているのに対して、後者は必ずしもそうではく、作品自体に対して番号が与えられている。 また作曲者番号では、例えばドリスのための合唱曲からプンクテ(英語版)までが1/11から1/2などとスラッシュによって表記されていたり、習作 I(英語版)や習作 II(英語版)などは3/I、3/IIなど、ローマ数字によって表記されていたりと、多様である。
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作品番号について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 02:06 UTC 版)
「ヴァイオリン協奏曲第1番 (ショスタコーヴィチ)」の記事における「作品番号について」の解説
本曲の作品番号は作品77であるが、CDのタイトル表記やコンサートのプログラムなどでは作品99とされるケースが多い。これは、作曲時期と発表時期のずれに起因するものである。 1955年に曲が出版された際は、当時出版されていた曲の続き番号である作品99として出版されていたためである。ところが、作曲の経緯がわかった後、実際の作曲年代に合わせて作品77に変更された。ちなみに作品99は、改めて映画音楽「第一軍用列車」に割り当てられた。 また、ヴァイオリン協奏曲第1番と同時期に作曲され、1954年に初演された「祝典序曲」は、今日でも発表された時系列に合わせて作品96として作品目録に登録されたままである。 このような事情があったためか、現在でも本曲を出版時の作品番号である作品99と表記するケースが多い。しかし、作品77と作品99の間では若干のオーケストレーションの異同も認められ、単純に「作曲時期の相違」だけで作品番号の変更が行われたわけではない。厳密な意味では「作品77」と「作品99」は区別する必要もあり、作品番号の取り扱いにはさまざまな問題を孕んでいる。オーケストレーションの異同の内容は、ショスタコーヴィチ作品選集第14巻巻末の校訂報告に詳しい。 表 話 編 歴 ドミートリイ・ショスタコーヴィチの協奏曲ピアノ協奏曲 / 第1番 ハ短調 - 第2番 ヘ長調 ヴァイオリン協奏曲 / 第1番 イ短調 - 第2番 嬰ハ短調 チェロ協奏曲 / 第1番 変ホ長調 - イ短調 (シューマンの編曲) - 第2番 ト短調
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