住吉組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 23:33 UTC 版)
住吉組は秀松が設立した中規模の土建業者。本店は台南市に所在し、台北州台北市に支店、宜蘭街(中国語版)(現・宜蘭県宜蘭市)、集集街(中国語版)(現・南投県集集鎮)、大甲街(中国語版)(現・台中市大甲区)などに出張所を構えていた(p56)。他にも九曲堂(現・高雄市大樹区)では煉瓦製造工場を所有していた:54。 主な施工物件 台南勧業協会のオフィス(現・台南永福路孫宅(中国語版)。2016年に市の歴史建築に登録されている。) 台湾総督府交通局鉄道部宿舎) 烏山頭水庫資材運搬道路(p8) 嘉南大圳北幹線朴子渓渡槽橋(p6) 台北橋(p9) 総督府鉄道縦貫線(現・台湾鉄路管理局海岸線)苑裡駅と大肚駅間(p9) 下大甲渓橋(中国語版)(p9) 宜蘭線 台南警察署(現・台南市美術館1館)(p41) などで施工を担当している。 秀松の死去後は長男の勇三が経営を継いだ。その後1935年に中井組の中井清枝に経営が引き継がれている。
※この「住吉組」の解説は、「住吉秀松」の解説の一部です。
「住吉組」を含む「住吉秀松」の記事については、「住吉秀松」の概要を参照ください。
- 住吉組のページへのリンク