位置および構造とは? わかりやすく解説

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位置および構造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 09:57 UTC 版)

相補性決定領域」の記事における「位置および構造」の解説

抗原受容体可変ドメインアミノ酸配列中には3つのCDR(CDR1、CDR2、CDR3)があり、これらは連続して配置されていない抗原受容体通常2つ異なポリペプチド鎖である重鎖軽鎖上の2つ可変ドメインからなるため、それぞれの抗原受容体には6つCDR存在し、これらは共同抗原接触する単一抗体分子2つ抗原受容体持ち、ゆえに12CDRを含む。5量体IgM分子には60CDR含まれる可変ドメイン」内で、CDR1およびCDR2はポリペプチド鎖可変(V)領域見られ、CDR3はV領域一部多様性(D)領域重鎖のみ)および連結(J)領域全体を含む。CDR3が最も変化しやすい。 免疫グロブリンT細胞受容体関連するほとんどの配列変化CDRにおいて見られるため、これらの領域は「超可変領域」と呼ばれることがある。これらの中で、CDR3が最も変動大きい。これはCDR3が軽鎖場合VJ再構成重鎖場合VDJ再構成によってコードされるためである。 抗体三次構造は、新たな抗体分析設計するために重要である。抗体のH3ループ以外のCDR領域3次元構造は、ChothiaらやNorthらによってクラスタリング分類されている。ホモロジーモデリングアミノ酸配列から三次構造構築するための計算手法である。いわゆるH3則はCDR3のモデル構築するための経験則である。

※この「位置および構造」の解説は、「相補性決定領域」の解説の一部です。
「位置および構造」を含む「相補性決定領域」の記事については、「相補性決定領域」の概要を参照ください。

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