代議士刺傷事件とは? わかりやすく解説

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代議士刺傷事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 09:28 UTC 版)

良知組」の記事における「代議士刺傷事件」の解説

1986年昭和61年6月17日良知総業幹部埼玉県秩父市代議士糸山英太郎ナイフで刺す事件があった。ジャーナリスト山平重樹によれば事の発端1985年昭和60年12月暮れ新高輪プリンスホテル開かれた山主催の選挙資金集めパーティー新日本フォーラム」とそれに先立つパーティー券1枚あたり3万円)の販売絡んだものであった赤字経営からの立て直し時期1000万分の購入強制され関西一部上場大手建設会社が、人脈辿り野村秋介相談。それを受け、知人会社社長を介して300パーティー券引き取った野村パーティーを“潰す”ことを企図し、獄中時代人脈頼り稲川会住吉連合会山口組などの暴力団員らに配布そのうち100枚最終的に後藤組関係者流れることとなった暴力団員らが大挙して押し掛ける事態予想した糸山は、警察動員して阻止目論む失敗し野村親交のあった後藤組組長後藤忠政接触。糸山・野村後藤の3者で帝国ホテル面会し示談を行うことになったその場後藤組傘下良知総業組長良知政志も同行していた。 後藤によれば、このときの糸山の態度極めて尊大かつ傲慢なもので、ことあるごとに後ろ盾としての笹川良一の名をちらつかせかねてより笹川嫌悪していた後藤野村怒り増幅させる結果となった。さらに山平によれば件のパーティー終了後、ある週刊誌取材受けた糸山は、翌86年3月発売の同誌上において、一連のパーティー券販売関し、再び尊大な態度で“大見得”を切ったあげく「暴力団関係者から嫌がらせ受けた」旨の発言行い野村後藤組関係者怒り買った。 そして6月17日埼玉三区からの衆院選出馬に伴い秩父市役所付近市民会館で総決起大会開いた糸山を、良知総業舎弟頭を務めていた男が襲撃した後藤は「オヤジ良知)や組に赤い顔させた(恥をかかせた)」ことが(この襲撃犯の)犯行の動機であったのだとしている。

※この「代議士刺傷事件」の解説は、「良知組」の解説の一部です。
「代議士刺傷事件」を含む「良知組」の記事については、「良知組」の概要を参照ください。

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