代表選と岡田の不出馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:18 UTC 版)
詳細は「2016年民進党代表選挙」を参照 結党後初の代表選が9月に行われたが、参院選で野党4党が候補者を調整して挑んだ1人区では11勝21敗で与党候補に負け越したことや、「改憲勢力」(自民・公明・維新・こころの4党など)の3分の2議席獲得を阻止できないなど、岡田が推し進めてきた野党共闘は自公勢力に打撃を与えるに至らなかった。岡田は自らの地盤である三重県選挙区で候補が敗れた際は代表を退任することを宣言していた。選挙の結果、三重県選挙区では勝利を収めたものの、党自体の選挙結果は不振に終わる。この結果を受けた岡田は代表選挙への出馬については「白紙である」と述べるに留めたものの、党内からは岡田に対する責任論が噴出。7月30日、代表選挙不出馬を表明する事態となった。 代表選には蓮舫、前原誠司、玉木雄一郎の3者が立候補した。選挙戦では民共共闘の是非や与党が推し進める憲法改正論議などが焦点となった。また選挙戦後半には、蓮舫の二重国籍問題がクローズアップされることとなる。9月15日、投開票が行われ、蓮舫が前原・玉木を大差で下し、新代表に選出。女性の党代表は旧・民主党時代も含めて初となった。また、野党第1党の党首に女性が就任するのは土井たか子(日本社会党委員長)以来30年ぶり。
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