代表的な慣用句
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 17:47 UTC 版)
水掛け論 - 双方が主張を言い合い解決しない議論のこと。田に水が欲しい双方が、水を掛け合ってまで争う様に由来する成句だと言われている。 湯水のように(ごとく) - 大量に使うことを指し、通常は無駄遣いや乱費の表現として用いられる。日本ではかつて「水と安全はタダ」など言われ、水は非常に安価または無料の代名詞であった。茶道の点前で茶道具を清めるために大量の湯水を使うことに由来する。 水商売(またはその略称「お水」) - 飲食業または風俗業の別称。1日の客数が安定しない(水物である)から。一説に、酒の水割り用の水道水に値段を付ける(金を取る)ことから。 水に流す - 過去の因縁を忘れること。汚れ物は水に溶かして流れ去るに任せるのが古来の流儀である。実際に、多くの汚物は水中における自然の浄化作用とその人工的応用である汚水処理によって処理される。 他にも、世間や市場に普遍的な物(貨幣や情報など)を水に喩えて、「洪水のような」、「氾濫する」などと表現されることがある。
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