他の録音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/18 01:08 UTC 版)
「シェイク・エム・オン・ダウン」の記事における「他の録音」の解説
ブッカ・ホワイトの成功の後、「シェイク・エム・オン・ダウン」は何人ものブルースマンによって録音された。ホワイトが付けた曲名で吹き込んだ者もいれば、「Ride 'Em on Down」。「Break 'Em on Down」、「Truck 'Em on Down」などと題名を少しいじった例もあった。ビッグ・ビル・ブルーンジーは、1938年にこの曲を吹き込み (Vocalion 4149)、ホワイト盤よりも「さらに大きなヒットとなった。これに、 トミー・マクレナン (Tommy McClennan)(1939年:Bluebird 8347)、 ビッグ・ジョー・ウィリアムス (Big Joe Williams)(1941年:Bluebird 8969)、 ロバート・ペットウェイ (Robert Petway)(1941年:Bluebird 8838)などが続いた。 ミシシッピ・フレッド・マクダウェル (Mississippi Fred McDowell) は、エレクトリック・スライド・ギターによる演奏をいくつも遺しており、1972年のアルバム『Live in New York』にも、この曲が収められている。 イギリスのロック・バンドであるサヴォイ・ブラウン (Savoy Brown) は、1967年のデビュー・アルバム『Shake Down』のために、この曲を吹き込んだ。 レッド・ツェッペリンの1970年の曲「ハッツ・オフ・トゥ・ロイ・ハーパー (Hats Off to (Roy) Harper)」は、この曲とよく似た歌詞で歌われている。 レッド・ツェッペリンの1975年の曲「カスタード・パイ (Custard Pie)」にも、同様の歌詞が使われている。 ブラック・クロウズは、「シェイク・エム・オン・ダウン」のライブ演奏を、1992年のアルバム『サザン・ハーモニー (The Southern Harmony And Musical Companion)』に、日本発売盤のみのボーナス・トラックとして収録した。 リコイルは、ブッカ・ホワイトが演奏した「シェイク・エム・オン・ダウン」を加工して、1992年のアルバム『ブラッドライン (Bloodline)』に収録した「エレクトロ・ブルース・フォー・ブッカ・ホワイト (Electro Blues for Bukka White)」に使用し、さらに2000年のシングル「Jezebel」に「Electro Blues for Bukka White (2000 Version)」を収録した。 R・L・バーンサイド (R.L. Burnside) はこの曲を何回も吹き込んでおり、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンと共演した1996年のアルバム『A Ass Pocket of Whiskey』にもこの曲を収録している。 ノース・ミシシッピ・オールスターズ (North Mississippi Allstars) は、グラミー賞の「最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞」にノミネートされた2000年のアルバム『Shake Hands with Shorty』に、この曲を収録している。 ローリング・ストーンズが2016年に発売したカバーアルバム『ブルー&ロンサム』にこの曲を収録している。
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