他の銃器での利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 15:44 UTC 版)
Kar98kとGew41以外にも、同型の照準眼鏡マウント装着用レールが確認されている銃器が複数ある。KKWを除き、試験運用以上の利用はほとんどされていないものと思われる。 KKW KKW(Kleinkaliber-Wehrsportgewehr)はKar98kの外観に似せて作られた.22口径(5.6mm)の訓練用小銃である。ZF41を装着したものを「ZF41付きKK-Gew」(KK-Gew mit ZF41)と称し、狙撃兵の訓練課程で使用した。 G33/40 山岳部隊用とされたチェコ製の小銃G33/40(Gewehr 33/40)にZF41を装着したものの写真が当時の軍マニュアルに掲載されているが、現存するものはほとんど確認できていない。 MKb42, MP43, MP43/1 試作されたMKb42(Maschinenkarabiner 42)について、ワルサー社設計、ヘーネル社設計いずれのものにも、リアサイト基部に装着レールをプレス加工したものが確認できる。 レールはリアサイト基部両側にあり、マウントはリアサイト基部に跨るように装着する点でGew41のものと似るが、両者に互換性はない。専用のマウントは、ZF41用と異なりプレス加工製であるが、ほとんど現存していない。MKb42から発展したMP43/1(Maschinenpistole 43/1)と、一部のMP43(Maschinenpistole 43)にもMKb42同様のレールが装備されているが、後のMP44、StG44には見られない。
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