『サムシング・クール』とは? わかりやすく解説

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『サムシング・クール』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 23:45 UTC 版)

ジューン・クリスティ」の記事における「『サムシング・クール』」の解説

キャピトル・レコードでのファースト・ソロ・アルバムとなった『サムシング・クール(Something Cool)』(1953年1955年録音)は、タイトル曲「サムシング・クール(Something Cool)」や、スタンダードナンバー朝日のようにさわやかに」「ザ・ナイト・ウィー・コールド・イット・ア・デイ(The Night We Called It a Day)」などの歌唱収めるバック務めたのはウエストコースト系の一流ミュージシャン集めたビッグバンドで、指揮・編曲はピート・ルゴロ務めた。 「サムシング・クール」という楽曲は、作詞・作曲もこなす才人ピアニストビル・バーンズWilliam "Billy" Barnes, 1927-2012)が1953年ショー挿入曲として作ったバラードである。ジューンはこの新曲知って感銘を受け、「とうていヒットするような歌ではないと思うが、ぜひ録音したい」と切望同じく曲に惚れ込んだルゴロの後押しもあって録音実現した1953年12月27日録音された「サムシング・クール」は、まず1954年シングルとして発売される同年他の録音合わせてアルバム化され10インチLP盤発売された。次いで1955年には12インチ盤改められたが、このアルバム1956年までに93,000売り上げ当時ジャズ・アルバムとして異例ヒットとなったアルバム『サムシング・クール』は1960年に、再びルゴロの指揮により、同じプログラムで、オリジナル準じた編曲用いたステレオ盤が再録音されている。モノラル録音時に比べジューンの喉の衰えにより、歌唱コンディション若干損なわれている傾向がある。LPジャケットは、モノラルが「ジューンが目を閉じたモノクローム印刷」、ステレオが「ジューン目を開いたカラー印刷」とおおむね区別できるが、1960年ステレオ発売時点において、すでにカラー版のジャケットモノラル盤使われるケース発生していた。1991年以降再発盤CD曲目モノラル/ステレオ録音選択によって様々なバージョンがあり、LPでの組み合わせがさらに混在しているケース見られる

※この「『サムシング・クール』」の解説は、「ジューン・クリスティ」の解説の一部です。
「『サムシング・クール』」を含む「ジューン・クリスティ」の記事については、「ジューン・クリスティ」の概要を参照ください。

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