仏教での用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:13 UTC 版)
初期仏教の経典の一つ『ダンマパダ』(漢訳は『法句経』)26:393では、著者(釈迦に擬せられる)は以下のように、出身階級による差別を明確に否定している。同書の第26章「バラモン」全体では、執着を断ち切って安らぎの境地に達し、完成された人をバラモンと呼ぶことを繰り返し強調している。 螺髪を結っているからバラモンなのではない。氏姓によってバラモンなのでもない。生れによってバラモンなのでもない。真実と理法とをまもる人は、安楽である。かれこそ(真の)バラモンなのである。 日本では、渡来したインド人の仏教僧全てを、出身のカーストにかかわらず婆羅門と呼んでいる。
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