什一聖堂とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 什一聖堂の意味・解説 

什一聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 16:45 UTC 版)

什一聖堂(じゅういちせいどう ウクライナ語: Десятинна церква)は、ウクライナの首都キエフに存在したキリスト教教会である。989年から996年の間にルーシヴォロディーミル聖公によって古キエフ山の上に建立された[1]。ルーシおよびキエフにおける最初の石造りの教会であったとされる。『ルーシ年代記』の記述によれば、ヴォロディーミル聖公は教会を建設するために自分が所有する金銀の十分の一(什一)を献金したので、教会は什一聖堂と名づけられた[1]。現存するのは聖堂の土台の遺構のみで、ルーシ時代の聖堂の姿について不明な点が多い。発掘調査によれば、聖堂は3つの身廊と6つのドームを持つビザンツ風な内接十字型の教会であったという。内部は豪華なモザイク壁画、大理石の彫刻、モザイクと粘板岩を合わせたがあったと考えられる[1]




「什一聖堂」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「什一聖堂」の関連用語

什一聖堂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



什一聖堂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの什一聖堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS