人前式
人前式(じんぜんしき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 06:55 UTC 版)
教会や神前での結婚式のように神仏に結婚を誓うのではなく、両親やその他の親族、親しい友人などの前で結婚を誓うのが、現在の人前式と呼ばれる挙式スタイルである。神前式(しんぜんしき)と混同しないよう、ひとまえしきと呼称する場合もある。ホテルや結婚式場などで対応している場所も多い。人前式の場合、特定宗教とは無関係であるため、出席者にあらゆる宗教的背景がある場合でも問題なく式を遂行できるというメリットがある。挙式の進行は、おおむねキリスト教式を踏襲するが(入場方法・ウェディングドレス・指輪交換・宣誓等)、形式は比較的自由であり、新婦の入場を印象づけるよう、結婚披露宴のように、映像演出が行われることが増えている。人前式では、立会人による結婚の承認が行われるのが特徴である。承認のしるしとして、立会人が拍手をしたり、鈴を鳴らしたり、色々なアイデアで独創的な挙式が行われている。人前式の儀式としては三三九度、水合わせの儀、貝合わせの儀などがある。
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