人体の毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:30 UTC 版)
人間の身体(人体)の保護の為に生えるという説があるが、本来保護の必要な幼少期より第二次性徴期からの青年期への移行期にかけて生え始める体毛(腋毛や髭、陰毛など)もあるため現在では必ずしも正しくないとされている。現在体毛には男性ホルモンの影響を受ける男性毛(腕、膝など)・男女関係なく性ホルモンの影響を受ける両性毛(脇毛、陰毛)(この2種をまとめて性毛と言う)・無性毛の3種があると言われている。 ホルモンについて一例を挙げると、男性ホルモンの代表格であるテストステロンは、髪の毛を始めとした体毛の発育に関わることが知られています。 また体毛の多寡などは生死に関わる分野でもなく、専攻する医師も多くないため、現代医学においても研究が進みにくく未だ判明していないことの多い分野である。加えて人体の毛は男女によって捉え方が非常に異なっていることが多く、目につきやすい部位(腕部・脚部・脇など)の毛の脱毛はマナーやエチケットに基づき処理すべきか否かといった論争が今も続いている。 また、かみそりなどで剃ったときに濃くなると信じられていることがあるが、それは嘘である。自然に生えている毛は先端に向かうにつれて細くなっていくが、その毛を剃ることで剃る前に比べ毛の先端が太くなるため、濃くなったように錯覚するためである。 病気や遺伝などで減少した毛量を増やす方法として植毛がある。植毛には自分の毛を植え込む「自毛植毛」と、人工毛を植え込む「人工植毛」の2種類がある。 胸毛 腹毛 脛(すね)毛
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