人体の電気抵抗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 07:03 UTC 版)
人体各部の抵抗率は、その器官によって異なる。低電圧で測定したときの抵抗は、以下の通りである。 部位単位面積あたりの抵抗皮膚 2 × 10 4 ∼ 10 5 [ Ω / c m 2 ] {\displaystyle 2\times 10^{4}\sim 10^{5}[\Omega /\mathrm {cm} ^{2}]} 骨 9.0 × 10 5 [ Ω ⋅ c m ] {\displaystyle 9.0\times 10^{5}[\Omega \cdot \mathrm {cm} ]} 筋肉 1.5 × 10 3 [ Ω ⋅ c m ] {\displaystyle 1.5\times 10^{3}[\Omega \cdot \mathrm {cm} ]} 脳 2.0 × 10 3 [ Ω ⋅ c m ] {\displaystyle 2.0\times 10^{3}[\Omega \cdot \mathrm {cm} ]} 血液 185 [ Ω ⋅ c m ] {\displaystyle 185[\Omega \cdot \mathrm {cm} ]} ここからわかるように皮膚の抵抗率が最も大きく、内部組織はそれより低くなる。 手足が濡れているときの人体の抵抗値が低い値となり、500Ωから1000Ωに近い値となる。乾いている場合には2000Ωから3000Ωとなる。従って、手足が濡れているか乾いているかで感電した場合の電流値が大きく変わる。
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