交通量における諸問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 22:40 UTC 版)
設計速度60 km/hのΩカーブが存在することもあり、最高速度は一部の区間を除いて一般国道自動車専用道路の法定最高速度である60 km/hに制限されているが、道路幅自体は高速自動車国道並みに整備されていることと、両端に接続する東名阪道・西名阪道(いずれも高速自動車国道)の最高速度が80 km/hであることもあって、ほとんどの走行車両が80–100 km/h前後の速度で運転している。そのため、最高速度で走行している車や、急勾配区間で低速となる大型車への追突事故が多発している。また、一度事故が発生すると後続の渋滞の中で追突事故が多発することがあり、そのせいもあってか名阪国道は、2014年の全国の自動車専用道路10 kmあたり、事故発生件数ではワーストワンとなっている。 名古屋 - 大阪間を走行する場合、名神・新名神を利用するより通行料金が安い ほか、難波や天王寺、堺など大阪市南部以南(中央大通以南)の地域へ到達する場合の所要時間も、名神経由と同程度 であるため、交通量は車種や時間帯を問わず多い。西名阪道への接続点に近い福住IC - 天理東ICには、急坂・急カーブ区間(Ωカーブ)があり、走行速度は必然的に低下する。(R=150) (最大勾配6%) 名阪国道を走行する路線バス もあり、これらは比較的低速で運行している。
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